革小物を手作り*Mocolea*

心が弾む♪を目指して、革小物を作ってます。

時間がかかる理由

こんにちは

革小物を作ってます、ちなつです。

 

 

ブログ、前回からずいぶん日が経ってしまいました…

夏が過ぎ去って、もう秋ですね。

 

 

革小物の販売を再開したいと宣言してから数カ月経ちますが、まだ再開に至ってません。

元々、急いで開始するのではなく、ある程度時間をかけて準備をしてから、年内に再開準備を完了できたらと思っていたのですが、

とりあえず、再開するって宣言をしておいた方が「やらなきゃ!」って気持ちを維持しやすいかと思って宣言したのです。

…が、その宣言も少々先走りすぎたかもしれないですね。

宣言してから、全然販売再開されてないじゃないの!っていう。。。

 

 

とはいえ、準備は少しずつ進めていますよ。

 

 

こんなに時間がかかるのは、2つ理由があります。

 

 

まず1つは、基本的に週末のみの稼働だという事。

私は、平日はハンドメイド以外の仕事をしております。

また、小中学生の母でもありまして、子供の事いろいろもあります。

時間に余裕があり、作業時間が取りやすいのが週末なので、週末に制作しています。

平日でも、余裕がある日は作業をしたりしますが、不定期な感じです。

今のところ、このペースでやれる範囲でやっていきたいと考えています。

 

 

そしてもう1つは、私が作りたい革小物って、作るのにとても時間がかかるという事。

革にもいろいろ種類があり(詳しくは、またそのうち書きますね)、使う革の種類や、作る物、どういう加工をしたいのかによって、当然ながら制作過程や必要な時間は変わってきます。

例えば、染色やコーティング済の革を切ったりスタンプなどで模様をつけて、キーホルダーやピアスなど小さい物を作るのなら、そんなに時間はかからないです。

縫う必要がある物でも、ポーチなどの縫う長さが短いものと、バッグや財布などたくさん縫わないといけないものでは、かかる時間が違います。

 

それで。

私が作りたいと思っている物はどうなのか?という話なのですが。

私は、染色やコーティングがされていない革を使って、自分で革に模様をつけて、色をつけて、それをバッグなどに仕立てる事をしたいと思っています。

もっと言えば、作る物の形や大きさを決めて型紙を作り、どんな模様をつけてどんな色にするのかなどデザインを考えるところからスタートです。

全て1つ1つ手作業。

特に、デザインを考える時と、革に模様をつけて色をつける工程が、時間がかかります。

時間はかかるのですが、やってて楽しい工程でもあります。

そんな事をしているので、1つの物を作るのに大変時間がかかります。(大きさにもよりますけどね)

 

また、趣味で作るなら、それだけの工程で済みますが、販売するとなると…

まず試作品を作って、完成品の見た目がイメージ通りかを確認したり、実際に使ってみて使いにくいなど問題はないかの確認も必要ですので、さらに時間がかかりますね。

 

 

そんなわけで、準備に時間がかかっております。

 

 

だから、作れる数は少ないけど、1つ1つを丁寧に、私のオリジナルの1点ものですと言えるものを作りたいと思っています。

 

 

時々、自分でも「時間かかるなぁ。もっと早く作れたらいいのに!」と思ってしまう時もありますが、焦らず自分のできるペースでやっていこうと思っています。

時間がかかるから、もし私の作品が気になっていても、待っている間に飽きたり忘れてしまわれる事もあるとは思いますが…

ぜひぜひ、時々で良いのでMocoleaの事を思い出して、気長にお付き合い頂けたら嬉しいです。

よろしくお願いします♪

私が革小物を作っている理由

こんにちは

革小物作りを楽しんでいます、ちなつです。

 

 

私がどういう物を作っているのか…の前に、私の事を少しだけ知って頂きたいと思いましたので、今回は、私が革小物を作り始めたきっかけや、作る理由について書きたいと思います。

 

 

 

私が初めて革小物を作ったのは、小学生の時でした。

はっきりは覚えていませんが、3年生か4年生くらいだったと思います。

ヌメ革に花柄や星マークの刻印を打ち付けたものに染色をして

パーツを貼り合わせ、レース(縁をかがったりするための革ひも)をくるくる巻いて。

最初に作ったのは、小銭入れ。次がペンケースだったと思います。

 

 

実は、当時私の母が趣味でレザークラフトを習っていたんです。

母はカービングを施したバッグや財布をメインに作っていました。

カービングって何?という事については、また後日書かせて頂きますね)

それを見て憧れた私は、自分でも作りたいと母に頼んで、簡単な物を作らせてもらったんです。

 

 

元々、手芸全般が好きで(たぶんこれも母の影響です)

クリスマスのプレゼントにミシンを頼むような子供でした。

クリスマスにもらった、初めての自分のミシンは、子供用のオモチャミシンでしたが、普通の厚みの布なら、電子ミシンのように縫う事のできるものでした。

もちろん、デニムや雑巾のように厚みのある物は縫えませんでしたし、普通にまっすぐ縫う以外の機能はありませんでしたが…

小学校高学年の頃には、自分で体操服を入れる袋などを作っていたのを覚えています。

高校生の頃には、冬になると、もこもこの毛糸を買ってきてはマフラーを編んでいました。

なので、マフラーはたくさん持っていました笑

 

 

そういう子供でした。

ただ、広く浅くという感じで、その頃は特別レザークラフトにのめり込んだわけではないです。

 

 

でも、私が高校生の頃に、自分で形や模様などのデザインを考えて、革でこういうバッグを作って欲しいと母に頼んで作ってもらった事があります。

できあがったバッグを見た時には、自分の頭の中で思い描いた通りの物が出来上がっていて、すごい!と思って、とてもとても感動したのを覚えています。

今思えば、とても複雑で細かい柄だったので、あれをカービングするのは大変だっただろうと思います。

母は「自分の娘のためじゃなかったら作らない!とても大変だった!」と言って笑っていました。

母がレザークラフトを習っていた先生や仲間の方たちからも「これは作るの大変よ。一生物のバッグね」なんて言われましたが。

本当にそうだなぁと思います。

現在そのバッグは、外側(ヌメ革部分)はキレイなままなのですが、内側に貼っていた薄い革がボロボロになってしまったので、時間ができたら自分で内側をキレイに作り直して、また使おうと思っています。

 

 

長年やり続けるほどにレザークラフトが大好きだった母ですが、気が付けば高齢者と呼ばれる年代になり、手を痛めてレザークラフトができなくなりました。

(革って厚みもあるし、結構硬いので、扱うのに力が必要なんです)

その後は、材料や道具はたくさんあるのに、全く使われずに実家の押入れの中で眠っていたのです…

 

 

そんな中、ある時ふと、私が革小物を作りたくなったんです。

子供達が幼稚園や小学校に通うようになり、少し時間にゆとりができた頃だったと思います。

たぶん革で作るミニチュア(小さなブーツとかバッグとか)が流行り始めた頃です。

たまたま、革でミニチュアブーツを作っている人のブログを見かけて、自分でも何か作ってみたくなったんです。

最初は、母にあまっている革と最低限の道具だけを借りて、小さな物を作っていました。

ピアスとかブレスレットとかヘアアクセサリーとか、ミニチュアブーツにも挑戦しました。

そのうち、せっかくだから、ほかの物も作ってみたいと思うようになり…

さらに、せっかく道具が揃っているんだから、カービングもやってみたいと思うようになり…

 

 

母は、道具を処分する事ができずにいたけれど、私が使うのなら嬉しいと言って、持っていた道具全てを譲ってくれました。

そうして、私の革小物作りが本格的に始まったんです。

 

 

自分でデザインを考えて作りたいと思ったきっかけは、間違いなく私が高校生の時に母が作ってくれたあのバッグの記憶です。

あの感動は忘れられません。

「私は、こういうのが好みなのに、どこにも売っていない。あればいいのになぁ。」と思っていた物が、作れてしまったんですから(私が作ったわけではないですが)。

あの頃は、「私のお母さんはすごいなぁ」と思っただけで、自分で作ろうとは思っていなかったけど。

今は、思い描いた物を自分で作るという事を楽しんでいます。

 

 

思い描いた革小物を完成させた時の、この楽しい気持ちというか、嬉しい気持ちというか…

そういう気持ちを、他の方とも少しでも共有できたら、さらに嬉しいなという思いから販売をする事にしたんです。

 

 

そんなわけで、現在販売再開に向けて少しずつ準備を進めています。

土日祝をメインに作業をしているので、進むのが少し遅いのですが、よろしくお願いします。

 

 

 

今回は、私がレザークラフトをはじめたきっかけと、革小物を作る理由についてでした。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

また次回も、よろしくお願いします♪

【Mocolea】という言葉に込めた思い

こんにちは

革小物作りを楽しんでいます、ちなつです。

 

 

私は、2016年頃から【Moco】という屋号で、主にminneで革小物を販売しておりました。

その後、諸事情によりハンドメイドの時間があまり取れなくて、3年半ほど販売をお休みしていますが、現在、また販売を再開できるように準備中です。

 

 

再開するにあたって、屋号を【Mocolea(モコレア)】に変更します。

変更する理由は、長い期間お休みしていたので、気持ちを新たに、イチから…いや、ゼロから出直し!という気持ちで。

また、私以外にも【Moco】というお名前(屋号?)で販売をされている方がいらっしゃるようなので、まぎらわしくてお互いのために良くないと思いましたので、そういう事も含めて考えた結果、変更を決めました。

 

 

これまでの屋号である【Moco】はどういう意味だったの?についてですが…

モコは私が昔実家で飼っていた猫の名前です。

モコは、私が小学生の頃に飼い始めて、私が実家を出た後も家族にかわいがられて、寿命を全うするまでずっと実家で暮らしていました。

知り合いから譲り受けた子で、ペルシャと聞きましたが、ペルシャにしては鼻が高く、ターキッシュアンゴラのような見た目でした。

白いふわふわの長毛で、鼻や肉球はピンク、宝石のようなキレイなブルーの目の子でした。

飼い始めてから、耳が聞こえない子だと気づきましたが、室内飼いだったので特に生活に支障はなかったです。

おとなしい性格の子で、私がつらい事があった時も、家に帰ればそっと近寄ってきて私を癒してくれました。

あの子がいたから、つらい事も乗り越えられたような気がします。

 

モコは私の多感な時期を支えてくれた存在であり、切っても切り離せないような感じです。

初めて自分の屋号を決める時、これ以外に考えられないと思っていました。

 

そんなわけで、屋号を変えるにしても、まったく違うものにはできなくて。

考えた結果、Mocoとleaを組み合わせる事にしました。

 

では、leaって何?という話ですが。

Leather(革)の最初の3文字を取ったものです。

これを、「レア」と読むのか「リー」と読むのかでも、結構迷ったのですが…。

「レア」と読む事に決めたのにも、理由があります。

 

ハワイ語でleaは「レア」と読みます。

この言葉は、喜び・幸福・楽しみなどの意味があります。

偶然にも、私が革小物を作る時に感じている気持ちと一致した言葉なんです。

そして、私が作った革小物を使ってくださる方が、使った時に嬉しくなったり、少し幸せな気持ちになったり、心が弾むような物を作りたいという、作品作りに込めた思いにも、ぴったりな言葉なんですよね。

 

そんなわけで、新しい屋号は【Mocolea モコレア】に決定しました。

 

 

そして、ブログについてですが、実はこれまで別の場所で書いていました。

ただ、今回の屋号変更に伴い、今までのブログの中でMocoの続きとして書くのではなく、Mocoとしては一度終了して、新しくMocoleaで始めたいという気持ちが強く、こちらで新たに作る事にしました。

 

 

Mocoの時から知ってるよ!という方も(いらっしゃるかな?)、はじめましての方も、これからどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

今回は、私の新しい屋号【Mocolea】についてでした。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

また次回も、よろしくお願いします♪